ハワイにお買い物を目的でいかれるかたも多いけれど、なんといってもその広大な自然を見学しなくては。ということでワイキキワイルド探検隊。自由時間にはあちらこちらへと、バスに乗り、トローチーに乗り、あるいは自分の足を使って行ってきました!
■ ヌアヌ・パリ展望台 Nuuanu Pali Lookout
コオラオ山脈の切れ目に当たる峠にあるヌアヌ・パリ展望台には、一年を通して強風が吹きつけています。イオラニ宮殿での献茶式の後にバスで訪れたのですが、着物姿で皆様苦労しながら、秀逸な眺めを見学!東海岸沿いの町並みを一望できました。1795年のカメハメハ大王のオアフ島侵略のポイントとなった場所でもあり、この戦いで王は初めて大砲を使用。オアフ軍を追いつめ、崖下に転落させたと語り継がれているそうです。
■ フォスター植物園 Foster Botanical Garden
ホノルル植物園の一つ、フォスター植物園には世界中の熱帯地域から集められた珍しい植物のコレクションがあります。王宮医を勤めていたドイツ人医師のウィレム・ヒレブラント、植物学者でもあった彼がカメハメハ三世の王妃、クイーン・カラマから借りた土地で収集、栽培していた庭園を、後の所有者マリー・フォスター夫妻が整備拡張、夫人の死後、公共の庭園としてホノルル市へ寄贈され、1931年にハロルド・ライオン博士を初代の園長として一般公開されました。140年以上かけて集められた希少な絶滅の危機に瀕した種を含む熱帯植物の宝庫です。日本の竹やぶもあり、その近くには、鎌倉にある大仏の半分のサイズの大仏や燈籠が寄贈されていました。なによりも圧倒させられるのは、その植物の大きさです。まるで自分がおとぎの国の小人になったかのように。なかでも二つほど紹介してみたいと思います。
DOUBLE COCONUT Lodoicea maldivica
この椰子は珍しく、植物の中でも最も大きくて重い実をつけます。実一つが約20kg以上になり、熟すまでに長いものでなんと10年もかかります。セイシェル諸島で原生しているのが発見されましたが、それ以前はインド洋に漂っている大きな椰子の実を見た船員たちは、これは謎の木から流れてきた「海のココナッツ」と呼んでいたそうです。
CANNONNBALL TREE Couroupita guianensis
ホウガンノキ。ブラジル・ナッツの仲間であるサガリバナ科のこの木は南米はギアナの原産です。花が幹から直接咲いています。名前は重い砲丸型の果実に由来しています。
■ ダイヤモンド・ヘッド(レアヒ)州自然記念公園 Diamond Head
ハワイの島々は環太平洋火山帯にあります。オアフ島の形成は約250万年から300万年前に起こった火山によります。その名残としてあるのが西部にワイエナ山脈、東部にコオラウ山脈です。ダイヤモンド・ヘッドは標高232メートルの死火山。約、30万年前の噴火によって形成された火口は直径1400メートルにも及びます。凝灰岩により形成された火口丘として独特な浸蝕の型を示す優れた一例として、1968年に国立の自然史跡に指定されました。1700年代後期の西欧の探検家や商人たちが、この山を訪れては噴火口壁面の岩石の中に光る方解石の結晶を見つけ、ダイヤモンドと見誤ったことから、ダイヤモンド・ヘッドと呼ばれるようになったとのことです。
1940年代にできた火口に抜けるカラハ・トンネルを通り、登山道入り口まで来たら、1ドルで第二次世界大戦中にオアフ島を防衛する軍要地として設置された砲座が残る頂上まで歩いて登ることができます。登山道入り口から頂上までは約1km、クレーターの縁を歩いてゆくと、絶景ともいえるオーシャンビューが広がります。1904年、ダイヤモンド・ヘッドは連邦政府に買い上げられて軍事用地に指定されていました。当時の登山ルートとは違いますが、あちらこちらに当時の形跡を見受けられました。
今回はマウンテンバイクでワイキキビーチ横のホノルル動物園を出発、海風を全身に受けながらダイヤモンド・ヘッドの尾根を海側からまわりこむように登山口まで向かいました。日頃の運動不足で筋肉痛になってしまいましたが、とても気持ちよく、ショッピングで賑わうワイキキとはまた一味違った気分を味わうことができ、満足、マンゾク。
6泊8日のハワイ州オアフ島への旅。世界各国から集まった茶人1200人との出会いやハワイの文化や自然と触れ合うことができ、また、いつもとは違った思い出を作ることができました。観光で何回か訪れた事のあったオアフ島。今回のようなイベントがなかったら、きっとハワイの中の日本文化に気がつかないまま通り過ぎていたかも知れません。さあ、この経験を活かして、明日からも一歩一歩前に進んで行こうかな。