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Seigen Ono Septet 2003

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2003年1月26日の日曜日にブルーノート東京で行われた18:30からのライブ「セイゲン・オノ・セプテット2003」に行って来ました。演奏者の皆様は迫力がありました!ピアノのすぐ横に座ったのですが、リズムが空気を伝わって飛んでくるようで、肌がぞくぞくっとしました。

■演奏者の皆様
オノ・セイゲン (el-guitar)
緑川英徳 (alto sax)
フェビアン・レザ・パネ(piano)
宮野弘樹 (guitar)
佐藤慎一 (contrabass)
落合徹也(el-violin)
石川智 (percussion)

ブルーノート東京
http://www.bluenote.co.jp/

ジャズクラブ ブルーノート東京では、お料理や飲み物がとても充実していました。せっかく素敵な音楽を聴くのですから、やはりおいしいお料理は欠かせないですよね、同じ芸術つながりで(笑)。新鮮なお料理を工夫された形でいただきながら耳からもアートを楽しむ、これってとても贅沢だと思いました。

ところで、CDをほとんど持っていなくて、しかも音楽の世界に暗い私、ここを訪問して初めてブルーノートという言葉を考えるにいたりました。同席した友人に、君に説明するには三時間はかかるでしょう。。。と言われてしまったので、ウェブ上で調べてみることに。便利になった世の中です。一番気に入ったのはヤマハ株式会社のウェブページ上の解説です。というわけで、ここに紹介しておきます。英文でも記入があって、勉強になりました。

ヤマハ株式会社のウェブページで「音楽博物館」にある「音楽用語辞典」
http://www.yamaha.co.jp/edu/student/museum/yougo/

■ ブルー・ノート blue note[英]

ブルースなどのポピュラー音楽で長音階の第3度と第7度(しばしば第5度も)をほぼ半音下げること、あるいはその音。

■ ブルース blues[英]

19世紀なかばアメリカの黒人が作り出した歌曲のスタイル。奴隷時代の労働歌や黒人霊歌などが楽器伴奏を伴って定型化された。多くは3行詩12小節で、ブルー・ノートを使用。ジャズの音楽的、精神的基盤となった。

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マーイケさんとセイゲンさんにお会いするようになったのは2000年になるちょっと前だったと思います。オランダ関係のレセプションに行った時のことでした。日本人が少なかったので、このお兄様はどちらの方かしら?と思ったのが第一印象。もちろん、日本にいながらオランダ語を話したかった私は積極的にマーイケさんと会話を試みたところ、ぺらぺらの日本語で返答されて、いやあ、まるで日本人みたいなオランダ人がいるんだなあ、と思ったものです。そして、そのちょうどお腹の大きかった彼女のパートナーがセイゲンさんでした。いろいろご活躍されているマーイケさんとメールをしているうちに、有限会社サイデラ・パラディソのウェブページアドレスをいただいて、セイゲンさんが音楽をされていることを知りました。そして、今年(2003年)になって、やっとライブに行けました。演奏家を目の前にライブを聞いて、じーんと心が洗われるような気分になりました。

サイデラ・パラディソを新築したての頃にクリスマスパーティーおじゃましたことがあります。すごく素敵なガラスのコップのコレクションを発見。手作りの温もりを感じるぽてぽて感がいいんですよね、実は私も同じような手作りガラスを愛用しているので嬉しかったのです。お台所も、特に冷蔵庫とかも立派で、食へのこだわりを感じました。お料理にもこだわりあり。びっくりしたのは和室に炉が切ってあって、お茶室利用ができるようになっていたこと。お風呂の明かりの取り方も開放感たっぷりで、手作りするならこんなお家に住みたいとしみじみと思ったものです。食後、地下にあるスタジオも拝見!音楽のことはあまり知らないのですが、壁をくるくると回して音の吸収の仕方を変えられるようになっていたり、ボタンがたくさんついている機械が置いてあったり、とてもたのしかったのを記憶しています。それから、部屋の真ん中に椅子があって、そこで音を聞くと空気が動きながらやってくるのがわかりました。オランダのアムステルダムにあるコンセルト・ヘボウと同じ空気を作ることのできる装置(もちろん他のコンサートホールも再現できるのでしょうが)というのがありました。セイゲンさんの音や音楽への熱意の感じたお家でした。ありがとうございました。

有限会社サイデラ・パラディソ
http://www.saidera.co.jp/seigen.html
セイゲン・オノさんのウェブページです。

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音楽を聴きに行くと、自分の知らない世界に踏み込んだ気分になります。たとえば、2001年の夏に新宿の PIT INN で、オランダ人を含むサックス奏者のグループ THE SIX WINDS に行ったときのことです。音楽の詳しい友人が教えてくれました。ソプラーニからバスまで6種類の楽器を一度に目の当たりできることはなかなか貴重なんだよ、と。ちなみに、その時のメンバーは下記の皆様でした。

Mariette Rouppe van der Voort (Sopranino Sax)
Dies leDuc (Soprano Sax)
Kazutoki Umezu (Alto Sax) 梅津和時さん
Andrew White (Tenor Sax)
Ad Peinenburg (Baritone Sax)
Klaas Hekman (Bass Sax)

演奏の合間に休憩があったので、Dies leDuc さんに声をかけてみました。ライブハウスでまさかオランダ語を話す日本人に会うとは思わなかった、と喜んでくださいました。彼に声をかけたのにはもう一つ理由がありました。Moeder der Zee という曲を作曲されたのですが、この発音を日本人である梅津さんが言うと、ムダーダーゼー、つまり、無駄だぜ、と聞こえてしまってみんなで大笑いしていたので、そんなこともあって話しやすい雰囲気があったからです。つまり「母なる海」という意味なんですけれどね。それと、Duc さんの名前を発音するのも19とおっしゃて梅津さんが皆を笑わせるものですから、それがとても気になっていたみたいです。ねえ、日本語でなんて言っていたの?みんなはどうして笑っていたの?と彼もとっても興味津々でした。それから友人が誕生日でとても記念になった夜になったこと、インプロ(即興)はどのぐらいの率をしめるのかなど、あれこれおしゃべりしてしまいました。これも、広すぎない空間で、演奏家と近い距離で音楽を聴くことの醍醐味と言えるでしょう。

さて、今回ブルーノート東京での演奏を聞いてこの感想レポートを書いているのですが、音楽が、なんかこう、体の奥までずぅっと浸透するような、気持ちいい時を過ごすことができて、人生にちょっとゆとりを持つことができました。誰かが私にやさしく語りかけてくるような気分になったり、踊りたくなったり、ジャズ素人の私でも楽しめました。セイゲンさんが時間差攻撃のように色々な音をぼわんと出してらしたのも面白かったです。まずは、足を運んで生の音楽を聞くべし。気がついたらもう、あなたも音の魅惑に誘われていますから。


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