随分昔になりますが、2000年のある日、ベルギー大使館で開催された、眼鏡の新作発表会に招待されて行ったことがあります。
眼鏡って、目が悪いからかけるだけではなくて、お洒落で持っている人もけっこう多いんだ・・・と思うようになり始めたのはその頃から。最近街中を歩いていると、自分らしさを上手に表現している若者が多くなりました。サングラスは似合うけれども(サングラス美人!?)、普通の眼鏡をかけると、なぜか教育ママちっくになってしまうというあなたに、ここでちょっとお洒落な眼鏡を紹介してみたいと思います。
その時に出会ったベルギー発のメガネは、眼鏡デザイナーのパトッリック・フーツ(Patrick Hoet)さんによるブランド『Theo-テオ』 でした。
下記のオフィシャルサイトから「日本語」をクリックすると、日本語のホームページにいけますよ!
オフィシャルサイト:
■ web site: http://www.theo.be/
■ E-mail: theojapan@a5r.highway.ne.jp
では、ここからベルギー発の眼鏡のおはなし・おはなし・・・
▼Theo(テオ)の名前の由来っておもしろいんです。
それは眼鏡デザイナー、パトッリック・フーツ(Patrick Hoet)氏の名前のスペリングによるんですよ。
姓の H.o.e.t のスペルを入れ替えてみて下さい。ほら、 t.H.e.o つまり Theo になるのです!
彼はこのアナグラムのように、自分のアイデアを組み合わせては
いろいろな新しい機能を持ったデザインを創り出しています。
なんか、名前のつけ方からしておもしろそうなこのフーツさん。そんな彼の人生のターニング・ポイント、今のようなデザイナーとして眼鏡の世界に飛び出したのは、33歳の時だそうです。それまでは・・・ただの眼鏡屋だったらしいんです。
▼でも、ただの眼鏡屋ってどんな眼鏡屋???
それってつまり、
目を通して見ること。
レンズを通してただひたすら鋭く見ることを仕事とすること。
スーツや白衣に身をつつむまじめな眼鏡屋。
それまで、彼はそんな伝統的な単なる眼鏡屋に徹しすぎていました。
で、フーツさんはそんな自分に満足できなくなってきたのです。だんだん物事を哲学的に、深く考えるようになったからです。そしてその考えは自分自身について、未知の人間の住む世界について、そして自分の将来についてまで及んでゆきます。「われ思う故に、われここにあり。」 そう、彼は新しい物を創り出してゆきたいと思っていました。アーチスト、デザイナーこそ本当の自分なのだ!と感じていたのですから。